♪歌って踊れるキーボーディストのキーボード講座♪

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キーボードの弾き方をイチから教えます!バンドを始めたい方も参考にしてくださいね!

ライブをやりたい場合はどうすればいい?

練習も十分にした!よし、ライブだ!となると、気合いも入りますよね。
しかし、いざライブとなると、不安はいっぱいです。
特に初めてライブハウスに行く、なんていう人は尚更ですね!

まず、ライブをやるにはどうしたらいいでしょう?
他のバンドから、「対バンしませんか?」とお誘いがあることもあるかもしれません。
最初の内は、こういったお誘いに乗るのも手です。
対バンとは、ライブで何組かのバンドが順番で演奏する形式です。
自分のバンドだけでライブを完結させるのはワンマンライブと言いますが、最初の内にワンマンはあり得ないのでwこの対バン形式になりますね。
お誘いがあった場合は、そのバンドが代表となっているかと思うので、詳細はそこのバンドから聞くことがほとんどだと思います。
場所や日程、時間はもちろんのことですが、持ち時間やノルマについても確認をしましょう。

持ち時間とは、自分のバンドが演奏できる時間のことで、入場から、準備、演奏、MC、退場、片付けまでの時間を指します。
持ち時間といったときに、転換込み、転換別、という言い方をしますが、転換とは、前後のバンドと入れ替わる時間のことなので、転換別10分、などの指定がある場合は、持ち時間とは別に楽器を準備したり下げたりする時間があります。
場所によっては、持ち時間をオーバーする度にペナルティがあることあるので注意してください。
演奏時間だけではなく、MCの時間配分もしっかり把握しておきましょう。
初心者バンドにありがちなのは、MCがグダグダになって持ち時間をオーバーするという事態です…。気を付けましょう。



ノルマとは、チケットを何枚売ってくださいね、という約束です。
例えば、「ノルマは2000円✕20枚です」と言われたら、2000円のチケットを20枚売ってください、という意味です。
ノルマ分のチケットが売れない場合は、現金を支払う形になります
この場合は、1枚も売れなければ40000円支払うことになります。
これはバンドに課せられるノルマなので、バンド内での内訳は相談になります。
この辺りをしっかりしておかないと、トラブルになることもあるので、金の切れ目が縁の切れ目にならないように気を付けましょう…。

対バンを誘ってくれるような知り合いがいない!という場合は、ライブハウスを調べます。
ライブハウスによって、よく開催しているジャンルというのがあります。
例えば、アニソンだとここのハコ、ヴィジュアル系だとここのハコ、パンクだったらここのハコ、なんていうように得意なジャンルがあるハコもあります。
ここのライブハウスでやりたい!というのがあれば、まずそこで開催しているイベントを調べて、自分のバンドに合ったものに応募をします。
ライブハウスによって様々ですが、アニソン、J-POP、ロック、などの音楽ジャンルだけでなく、女性ボーカル、ユニット、学生バンド、社会人バンド、などに分かれているイベントもあります。
持ち時間やノルマも掲載されている場合がほとんどなので、自分たちの条件に合ったものを選びましょう。
応募する場合は、ライブハウスと直接連絡を取ります。
初心者でもそうでなくても、人として、きちんとした言葉遣い、丁寧な対応を心掛けましょうね。
応募をすれば、ライブハウス側でブッキングをしてくれます。
ブッキングとは、出演者を集めて組み合わせるということです。



初心者の場合は、上記どちらかの方法でライブをやるのがいいかと思いますが、バンド仲間が増えたり、ここのバンドと対バンをしたい、など、自分たちの要望が出てきた場合は、自分たちで企画をするというのもあります。
ただ、この場合は、対バン相手も自分たちで探してブッキングをします。
ライブハウスを借りる費用があるので、それを対バン相手に割り振ってノルマを課すのも自分たちでやります。
企画を主催する場合は、やることがとても多くなるので、かなり慣れてからでないと厳しいかと思います。

以上がバンドでライブをやりたい場合になります。


ちょっとバンドのライブとは違うなというのがアイドル系のライブです。
バンドの持ち時間が30分くらいなのに対して、アイドル系は15分とか短い場合も多いです。
アイドル系はだいたいボーカルだけなので、音源持ち込みで、いわゆるカラオケの状態が多いです。
アイドル系のサポートをしていたときは、10組くらい出演者がいるのに、楽器持ってるのが一人だけだった、なんていうことはザラでしたwけっこー浮きますw
バンド系は喫煙者が多いのに対して、アイドル系は喫煙者が少ないので、楽屋禁煙なこともしばしば。
一番ビックリするのは、リハなしのイベントがあるということです。
ちなみに、リハありとリハなしが選べるのなら、リハは絶対にやったほうがいいです。

少し余談も含みましたが、ライブをやりたい場合はこのようにライブまでの段取りを組みます。
ライブの日程が決まると、練習にも力が入ると思うので、ぜひライブをやってみましょう!