♪歌って踊れるキーボーディストのキーボード講座♪

♪歌って踊れるキーボーディストのキーボード講座♪

キーボードの弾き方をイチから教えます!バンドを始めたい方も参考にしてくださいね!

バンドでキーボードを始める人へ~スタジオ編~

バンドを始めたいよ!と思ったとき、経験者とバンドを組むと、え?それどういうこと?何のこと?と思う場面が出てくると思います。

特にキーボードをやる人は、ピアノをやっていたという人も多いと思いますが、例えばクラシックピアノを習ったり一人で練習したりといった場合とは違うことがでてきます!
なかなか書ききれないですが、思いつくまま紹介していってみます。

まず、練習するよ!と言うとき、「練習いつにする?」とはあまり言いませんね。
ピアノとかを習っていると練習と言いますが、バンドの場合は大抵「リハいつにする?」と言います。
リハとはリハーサルの略ですね。
練習する場所はスタジオがほとんどかと思いますが、このスタジオはリハーサルスタジオと言い、スタジオと言ったりリハスタと言ったりします

スタジオの予約をするときに、キーボードをレンタルする場合もあるかと思いますが、レンタルに関しては↓を参考にしてください。
rubygarden.hatenablog.com

楽譜のことは、スコアや譜面と言ったりします。
スコア持って来て」と言われて、なんのことか分からないとけっこー問題ですw



キーボードを使う場合、クラシックピアノをやっているとなかなか使う機会のないケーブルを使用します。
↓こういうやつです。

これはケーブルとはあまり言わず、シールドと言います。
ギターやベースと同じでシールドと言いますね。
絶対に使う言葉なので、覚えておきましょう!
シールドは何かというと、キーボードの音を出すために必要です。
スタジオでキーボードをレンタルすると、場所によってはセッティングしてくれるところもありますが、セッティングは自分でできるようにしましょう


キーボードの音はアンプかミキサーに繋いで出しますが、この違いを説明します。

アンプに繋ぐ機会は少ないと思いますが、アンプに繋ぐ場合は基本的にキーボード用でキーボードだけ繋ぎます。
参考に↓

 
ROLAND KC-80 キーボードアンプ

ROLAND KC-80 キーボードアンプ

  • メディア: エレクトロニクス
ギターやベースは、ギターアンプ、ベースアンプに繋げますが、キーボードはアンプよりはミキサーに繋げることのほうが多いです。

ミキサーとは、↓こういうやつです。

ミキサーはメインのスピーカーから音を出すので、ボーカルのマイクや音源を流すものもミキサーに繋ぎます。
ミキサーに繋ぐと自分の音を確認するのが少し遠くなりますが、ものすごく広いスタジオでなければそこまで困ることはありません。

自然と書いてしまいましたが、音源、とは、元の楽曲のことで、コピーバンドのときは、基本的に音源を持っていましょう
CDだったりiPodだったりMP3プレイヤーだったり、再生機器はなんでもいいですが、それをミキサーから出せるように、再生が可能か、専用のケーブルがあるか、という点は事前にスタジオに確認しましょう。

キーボードはあまり関係ないですが、たまにマイクがキーンという音を発することがありますが、これはハウリングといって、マイクのゲイン(入力)を上げすぎたり、スピーカーにマイクを向けるとハウリングしやすいです。
この現象が起こると「ハウってる」と言いますが、例えばキーボードを弾きながら歌ったりコーラスを入れたりするときはマイクを使うので、ハウらないように気を付けましょう。

さぁ、スタジオに入りました、みんなで合わせます!となったとき、「BPMいくつ?」と言うメンバーがいるかもしれません。
BPMとは、テンポのことです。
参考記事はこちら↓
rubygarden.hatenablog.com

テンポが分かったら、「クリック流して」なんて言われることもあるかもしません。
クリック?なんのこっちゃ?と思わないで!
クリックとはメトロノームのことで、クリック音を出して合わせることで、テンポをキープしていきます。
ただ、クリック音よりもドラムの音のほうが上回るので、ドラムがズレるといろいろズレますw
クリック音を出せるアプリなんかもあったりするので、気になる方は探してみてください。

ちなみに、初めてリハスタに入る人がビックリするのは、終了時間前です。
大抵のスタジオでは、終了の10分前とかになると、スタジオ内のライトがチカチカします
いきなりチカチカするので、心構えがないと、え?!なに?!てなります。
スタジオは借りている時間内に片付けまで終えて元通りにして退出しなくてはいけないので、チカチカしだしたら曲が途中でも演奏を止めて片付けを始めましょう



スタジオを出たらレンタルしたものを返却して、スタジオを出るときは「お疲れ様です」と言って帰るのが基本です。
スタジオに入るときは、朝でも昼でも夜でも「おはようございます」という挨拶が普通なのですが、初めてスタジオに入るときは業界人ぽくて恥ずかしいという人も多いと思うのでwスタッフさんがしてくれる挨拶に返せばいいかと思います。
基本的には、バンドメンバー同士もいつ会っても「おはようございます」です。
この辺は経験者と初心者で差が出てくるところなので、あまり経験のない人とバンドを組んで、夜にリハに入って「おはようございます」と言うと変な顔をされますw

まだまだいろいろありますが、今回はこの辺まで!
気になることも募集中なので、こっそり教えてもらえると、どこかで紹介していけるかと思います!