♪歌って踊れるキーボーディストのキーボード講座♪

♪歌って踊れるキーボーディストのキーボード講座♪

キーボードの弾き方をイチから教えます!バンドを始めたい方も参考にしてくださいね!

バンドでキーボードを始める人へ〜超初心者編〜

さて、バンドでキーボードをやることになったよ!という人、何を準備すればいいでしょうか?

キーボードをやる人は、少しでもピアノをやっていたというパターンが多い気がするので、とりあえず家に何かしらの鍵盤はあるとして…、ライブをやるとなったら何が必要でしょうか?

もし、音はピアノくらいしか使わない、機材にこだわりはない、という方であれば、家で練習できる鍵盤があれば、何も用意しなくてもライブはできます。
と、いうのも、練習で使うリハスタ(リハーサルスタジオ)でも、ライブハウスでも、鍵盤は基本的にレンタルができるからです。
リハスタだと1時間200円〜500円くらい。
機種によります。
だいたい、エレピかシンセかが選べるので、ピアノしか使わないよ!という人は、エレピを借りましょう
シンセだと鍵盤が足りない場合があるのと、鍵盤が軽いです。
機種が分からない場合は、「88鍵でピアノタッチのものありますか?」と聞くといいかと思います。

ただ、ピアノだけしか使わないというキーボーディストはあまりいないですね…。
ピアノを使ったり、ストリングスを使ったり、リードを使ったり、パッドを使ったりする訳です!
なんじゃそりゃ?と思った人、今度紹介していきます。

このピアノ以外の音色を使うときは、自分の楽器を持っていくことをオススメします。
なので、1台は買ったほうがいいです。


私の場合は、ピアノを弾く曲はエレピを借りて、それ以外を弾くときは持ち込みのシンセというパターンが多いです。
以下はライブのときに私がやっているパターンです。


〈パターンその1〉全曲ピアノの曲しかない場合
この場合は、単純にエレピを借りるだけ。場所によってはアップライトピアノが借りられるので、その場合はエレピよりアップライトピアノを借ります。
エレピを使うときは、立って弾くか座って弾くかが問題になりますが、バンドの人数や形態によって、見栄えも含めてどうするか決めます。
例えば、ソロボーカリストのサポートでひっそり弾く場合は後ろに下がって座って弾く、バンドでキーボードもメインという場合は、ドラムの斜め前くらいで立って弾く、とかです。ドラムの近くで立って弾く場合、ドラムの前に立つとバスドラの風圧もあるし、振動がすごいので斜め前くらいがオススメです(笑)

〈パターンその2〉曲によってピアノの曲とシンセの曲がある場合
アップライトピアノがあるときは、完全にピアノとシンセの弾く位置を分けます。
曲間に移動しなくてはいけないので、可能であれば、ピアノの曲とシンセの曲はまとめたセットリストにします。
例えば、5曲演奏して、そのうちピアノを使うのが2曲、シンセを使うのが2曲の場合は、ピアノ2曲→シンセ3曲にしたり、シンセ1曲→ピアノ2曲→シンセ2曲にしたりします。
アップライトピアノなどがなく、エレピとシンセにするときは、2台を積むか、ハの字型などに設置するかです。
個人的には、ハの字型に置くのが好きじゃないので、2台積んでいます。ただ、2台積めるスタンドがあるかどうかは事前に確認するか、自分で用意して持ち込むかしましょう。
2台積むときは、下がエレピで上がシンセです。
ペダルを使う場合は、どちらがどちらか混乱しないよう気を付けましょう。

〈パターンその3〉曲の中にピアノとシンセの使う部分がある場合
これはハの字型に設置するか2台積み上げるかです。
もし、1台で済ませたい場合は、ピアノを両手で弾くような曲であれば、88鍵のものを用意すればできなくはないです。
音色でピアノを使いたいだけで、音域はそこまで使わないというのであれば、61鍵でもいけます。


〈番外編〉ショルダーキーボードの場合
私は基本的にショルダーキーボードを使っているので、ピアノ曲以外はショルダーキーボードで済ませることがほとんどです。
ショルダーキーボードを使っている人と対バンとかで出会ったことがないので、このパターンはかなりレアかと思いますが、個人的にはもっとショルキー使いが増えて欲しいなぁ…。
ちょっと興味あるよ!でも使い方とかよく分かんないよ!ていう人は、後々ショルダーキーボードについてもUPしていくので、待っていてくださいねー。