♪歌って踊れるキーボーディストのキーボード講座♪

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キーボードの弾き方をイチから教えます!バンドを始めたい方も参考にしてくださいね!

音符の長さ その2

音符の長さの続きです。

基準となる前回の記事はこちら↓
rubygarden.hatenablog.com


今回は、付点がつきます。
…で、付点って何?…と思いますよね?

まずは付点4分音符から見てみましょう。
こちらです。
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4分音符との違いが分かりますか?
左が4分音符、右が付点4分音符です。
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そうです!「たま」の横になんか点が付いてます。
これが「付点」です

では本題。
付点がつくとどうなるのか?というところです。


ズバリ言うと、付点は付点がついている音符の半分の長さを表します。
……は?と思いましたか?
では、まず、上で紹介した付点4分音符から解説します。

付点4分音符は、4分音符+4分音符の半分、になるのですが、4分音符の半分とはなんでしょうか?前回の復習です。
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これを見ると分かるように、4分音符の半分は8分音符です。
ということは、付点4分音符はこうなります。
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4分音符は1拍、8分音符は0.5拍なので、付点4分音符は1.5拍になります。

この付点の仕組みが分かると、他に付点がついても長さが分かるようになります。
では問題です!
次の音符はなんという音符で、どのくらいの長さでしょうか?
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正解は、付点2分音符です。
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2分音符の半分は4分音符なので、付点2分音符は、2分音符+4分音符です。
2分音符は2拍、4分音符は1拍なので、付点2分音符は3拍になります。

分かってきましたか?
では次の問題です。
次の音符はなんという音符で、どのくらいの長さでしょうか?
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これも考え方は同じです。
8分音符に付点がついているので、付点8分音符ですね。
8分音符の半分は16分音符なので、付点8分音符は、8分音符+16分音符です。
8分音符は0.5拍、16分音符は0.25拍なので、付点8分音符は0.75拍になります。


これで付点がマスターできた……はず!です。
仕組みが分かっていれば、付点がついたからといって慌てずに済みますね!
最初は考えるかもしれませんが、これも慣れなので、よく使う上記の付点辺りはすぐに覚えると思います。
いろんな楽譜を見てみることをオススメします!