♪歌って踊れるキーボーディストのキーボード講座♪

♪歌って踊れるキーボーディストのキーボード講座♪

キーボードの弾き方をイチから教えます!バンドを始めたい方も参考にしてくださいね!

キーボードの音色の略し方〜前編〜

バンドスコアを見たときに、キーボードのパートを見ると、なんの楽器の音で弾くかが描いてあるのですが、これが何か分からないと、どの音を使っていいかが分からないので、解説していきます。

まず、キーボード以外のバンドのパートについてザッと紹介します。
key…キーボード
Gt…ギター
Ba…ベース
Dr…ドラム
Vo…ボーカル
だいたいバンドのメンバーはこんなカンジでしょう。

さて、本題です。
どこまで分かるか試してみてくださいね。



Pf
これはピアノのことです。Pは分かるけど、fってなに?と思った方も多いかもしれませんが、ピアノとは、本来ピアノフォルテと言われていて、これを略してピアノと言うようになったので、Pfとはピアノフォルテの略になります。
Pianoと書いてあるスコアもたまにありますが、Pfという略が分かっているほうがいいですね。
A.C.Pianoという表記があったら、アコースティックピアノという意味なのですが、アコースティックピアノとは深く考えずにピアノの音色で大丈夫です。

鍵盤系の種類を紹介していきます。


EP
これはエレピ、エレクトリックピアノのことです。
シンセにはエレピの音源は必ず入っているので、音の想像ができない方は一度弾いてみましょう。
表現し難いですが、アコースティックピアノより電子音なので少し丸いような音になっていて、種類もいろいろあります。


Org
これはオルガンのことです。
オルガンにも種類はいろいろあるので、コピーをするときは原曲を聞いてより近いものを選びましょう。
ザックリと種類ですが、ロックオルガンはその名の通り、ロック系の曲でよく使います。チャーチオルガンは、教会が想像できるようなパイプオルガンの音です。ハモンドオルガンは、音の出方が特徴的で、ヘッドフォンで聴くとよく分かりますが、音が左右に振れます。

オルガンだと昔の洋楽のロックだとよく使う印象です。ディープ・パープルとかをコピーするとだいたいオルガンで弾きますね。原曲を聴くとオルガンだけどディストーションかかってるような音だったりするので、昔コピーしたときは、ギタリストにエフェクターを借りて、オルガンにディストーションをかけて弾いたりもしました。


Clav
これはクラビネットという、あまり聞き慣れない楽器かもしれません。クラビネットと言わずクラビと略すことも多いです。
ちょっと特殊な音です。覚えておいて損はありませんが、J-POPやアニソンだとあまり使う機会はないかと思います。


まだまだあるので紹介しようと思っていましたが、ここまででかなりの量になってしまったので、後編に続きます!