♪歌って踊れるキーボーディストのキーボード講座♪

♪歌って踊れるキーボーディストのキーボード講座♪

キーボードの弾き方をイチから教えます!バンドを始めたい方も参考にしてくださいね!

ショルダーキーボードの練習の仕方

ショルダーキーボードを買おうと思っている方、どうやって練習すればいいの?なんて思ってるかもしれません。
私はたまに、練習とかDTMもショルキーでやってるんですか?と聞かれることがあります。
結論から言うと、答えはNoです。

ショルダーキーボードを使いたい、という方、まずは据え置きのキーボードを、安いものでもいいので買うことをオススメします。
電子ピアノでもキーボードでもなんでもいいです。
基礎練習はショルダーキーボードではなく、据え置きのほうがオススメです。

ショルダーキーボード使いが私の周りにいないので、果たしてどういう練習方法がいいのかという正解が分かりませんが、「キーボーディストです!ショルダーキーボード使いたいです!鍵盤はショルダーキーボードしか持っていません!」という人はいないと思います…。
私的見解ですが、ショルダーキーボードはあくまでもライブ用、パフォーマンスの為のツールだと思っています。
もちろん、ライブなどの為にショルダーキーボードで練習はしますが、他に基礎練習などするときは据え置きのキーボードを使っています。

以上を踏まえて、ショルダーキーボードの練習をしてみましょう。

据え置きのキーボードとショルダーキーボードの弾き方の違いは、弾く位置ですね。
ショルダーキーボードは圧倒的に手元が見えません。
据え置きのキーボードではできたことが、ショルダーキーボードでは手元見えなくてできない、なんてこともあります。
特に、鍵盤の位置が飛ぶ場合は、手元が見えないと思った位置が弾けないということはよくあります。
この場合、ガン見しているとカッコ悪いですw
ソロパートやアップテンポ系なら、膝の上に乗せる、膝で蹴り上げるなどで鍵盤の位置を確認することも可能です。
ですが、それはそれでテクニックが必要なので、また機会があれば…。
とにかく、なるべく手元を見ないで演奏できるように、鍵盤の幅の感覚を覚えましょう。
私の使っているRolandのAX-7は鍵盤の大きさがピアノと同じですが、鍵盤が小さいものもあります。私は鍵盤が小さいのは弾きづらかったですね。これから買う方は、この辺りも踏まえて選ぶといいかと思います。

ストラップの位置もなかなか重要になってきます。
上すぎても下すぎても弾きにくくなるので、これは調整を繰り返して自分の一番いい位置を探っていくしかありません。
練習するときに立って弾くことに慣れるといいですね。
ライブで着る衣装やアクセサリーが決まったら、本番通りの格好で弾いてみるほうがいいです。
私が過去にあったのは、ブレスレットが鍵盤に引っかかる、ベンダーを使うときに指輪に挟まって痛い、本体に引っかかってミニスカートが捲れる、肩出しの衣装でストラップが擦れて痛い、などです。
けっこーいろんなトラブルがありますw
解決策として、ブレスレットは反対の手首につける、指輪は隣の指につける、ミニスカートの件はストラップを短めにして高さを少し上げる、肩出し衣装の件は演奏に支障がなければ我慢する、ですwww

弾くことは変わらないのですが、ショルダーキーボードだとポジションが下がるので、慣れるまでは少し大変かと思いますが、ショルダーキーボードならではのパフォーマンスができると思うので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!