♪歌って踊れるキーボーディストのキーボード講座♪

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キーボードの弾き方をイチから教えます!バンドを始めたい方も参考にしてくださいね!

楽譜の読み方~ト音記号編~

ピアノを習っていた人なんかは、楽譜が読めて当然と思うでしょうけど、実は音楽をやっていても楽譜を読めない人はけっこーいます
バンドをやっていると、意外と楽譜読めないという人に出会います。
ギタリストやベーシストはタブ譜という譜面やコードを見れば、楽譜の「ドレミファソラシド」が読めなくても弾けるからです!
ドラマーはドラム譜を見ればいいので、そもそも「ドレミファソラシド」はないですし…。

という訳で、鍵盤を始めてみたいアナタにも、鍵盤楽器以外をやっていて楽譜が読めないというアナタにも、分かるように解説していきます!
まずはト音記号という楽譜の読み方からです。
ト音記号は一番オーソドックスなものかと思います。
ピアノを両手で弾くときは、基本的に、右手で弾くほうがト音記号です。
左手で弾くほうがヘ音記号という、ト音記号よりも低い位置になりますが、今回はまずト音記号だけ読めるようになりましょう!


まず、これがト音記号の楽譜です。
↓見たことありますよね?
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このまま左から、「ドレミファソラシド」になります。
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楽譜は五本線があるので、五線譜といいますが、「ド」は五線からはみ出しているので、さらに線が加わります。これを加線といいます。
加線が一本引かれたところが「ド」です。


慣れればそのまま読めるようになりますが、最初は「ド」の位置を基準にしてたどっていく人も多いかと思います。
「ド」を覚えていれば、迷ったときにたどっていくのもありですね。
ただ、楽譜を見ながら演奏するには、たどっていたら追いつけないので、なるべく早く慣れましょう(笑)

ところで、ト音記号って、なんでト音記号っていうか分かりますか?
それを知るには、まず、「ドレミファソラシド」の別の呼び方を知ることから始めましょう。
「ドレミファソラシド」の他に、「CDEFGABC」と読んだり、「ハニホヘトイロハ」と読んだりすること知っている人はピンとくるかもしれません。
ギターをやっている人なんかには、「CDEFGABC」という読み方が馴染みやすいかもしれませんが、今回は「ハニホヘトイロハ」のほうです!
国語でやった気がする、いろはにほへとちりぬるを、のイロハですね。
なぜか「ド」は「ハ」なので、イロハから始まらずに「ハニホヘトイロハ」になるので、混乱しないようにしましょう。
余談ですが、イロハから始まらないのは、「ド」という基準が定められたほうが後だから、だそうです。
詳しくはググってください(笑)

さて、この「ハニホヘトイロハ」の「ト」がト音記号のトなのです。
何言ってるんだこいつ、とか言わないで!
ト音記号の中心をよく見てください。
こうです↓
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よく見て!
分かった人ー?
…はい、分かりましたね?
そうです、ト音記号の中心になっているところが「ソ」の音、つまり「ト」の音なんです。
なのでト音記号です。
…なんとなく分かりましたか?
特に覚えていなくても楽譜が読めれば問題ありませんが、楽譜が読めない!という人に教えるときにドヤれるかもしれません(笑)

という訳で、今回はト音記号の楽譜の読み方でした。
まずはこの「ドレミファソラシド」から覚えてみましょう!


続いて、ヘ音記号編はこちら↓
rubygarden.hatenablog.com