前回に引き続き、私の相棒AX-7の紹介を続けていきたいと思います。
前編はこちら↓
rubygarden.hatenablog.com
では、あまり見たことがないと思われる、背面です。
ひっくり返すとこうなってます。
単3電池6本で動きます。ただ、電池の消耗が激しいので、練習のときは基本的にACアダプターを使います。
電池を入れている状態でACアダプターを挿していれば、ACアダプターのほうが優先され、尚且つ、万が一ACアダプターが外れてしまっても、電池で動いてくれます。
電池は本番前に必ず新しいものに変えるようにしています。
以前、ローディーに任せていたら、リハが終わってからも電源を点けっぱなしで置かれてしまい、本番に電池が切れて動かなくなるというハプニングがあったので、それ以来、自分で電源が切れているかの確認と、本番前に電池を変えることを徹底するようになりました。
一応、ハプニングの後は予備の電池を入れ直して事なきを得ましたが、めっちゃ焦りました(笑)
ストラップをつける位置は、この矢印のところの2ヶ所にあります。
私はこのストラップがつけてある位置のほうが使いやすいです。
ストラップは、特にショルダーキーボード用というのはないので、ギター用のストラップです。
柄ものだと、単体で見るといいなーと思うものはいっぱいありますが、衣装に合わせづらかったりするので、シンプルなものを選んでいます。
レザーっぽいやつだとストラップ自体が重いものもあるので、見た目がカッコ良くても選びません。
硬いのだと痛いし、肩出しの衣装を着ることもあるので、レザーのは擦れると痛いです(笑)
使っていると馴染むんでしょうけど、そこに至るまで耐えられません(笑)
スウェードのものだと柔らかいですが、立ち姿がしっくりこなかったので、結局どシンプルなものに落ち着きました。
背面の左手で持つところはこんな風になっています。
①の部分はボリュームです。クルクル回すだけですが、基本的に演奏中は使いません。
演奏中にボリュームを変えたい場合はボリュームペダルを使います。
②の部分は、ショルダーキーボード特有ですが、ダンパーペダルです。
ダンパーペダルとは、ピアノでいう普通のペダルで、踏んでいれば音が伸びます。
ショルダーキーボードの場合は、これを手元で操作しています。
ここが慣れないと使いづらいかもしれません。
でも、ショルダーキーボードでガッツリピアノを弾くということはないので、そんなに多用はしません。
では、ショルダーキーボードをこの矢印の側から見てみましょう!
これもなかなか見る機会はないですよね。
こうなってます。
とはいえ、こちら側はあまり説明することはないかも…。
AX-7とRolandのロゴの間の黒い部分が、ACアダプターが挿せるのと、MIDIケーブルのIN/OUTが挿せて、電源のスイッチもここにあります。
Rolandロゴの隣は、昔組んでたユニット名が貼ってあるのと、紫のは名前が貼ってあるだけです。ステッカー風(笑)
ここまでが本体についての紹介です。
ギター用のスタンドはスタジオやライブハウスにありますが、ショルダーキーボード用のスタンドはないので、自分で持っていくことになります。
ギター用のスタンドで試したことがありますが、ネックの部分をどれだけ伸ばしても入りませんでした!
伸ばしすぎて抜けます(笑)
なので、ショルダーキーボード用…、というか、後継機のAX-Synth用のスタンドをしばらく経ってから買いました。
AX-7用のスタンドは存在しなかったのか、見つからなかった。
持ち運ぶときは二つに分かれるので、スポッと外します。
足の部分と下の支えの部分を折るとまっすぐになるので、そのままケースに入れます。
このケース、Rolandロゴがあるので、このスタンド用かと思いますが、スタンド用のケースというのはなくて、実は、別に買ったマイクスタンド用のケースにちょうど入ったので、それに入れて使っています(笑)
マイクスタンドを持ち運ぶことはないので、ちょうどいいケースになっています(笑)
ショルダーキーボード自体は何に入れて持ち運ぶかというと、こちらです。
現行のショルダーキーボードは専用のケースがあるものもありますが、当時はケースが存在しなかったので、ギターケースです。
最初にもう少し薄いギターケースを使っていたら、ショルダーキーボードが重すぎたみたいで、バックルが壊れました(笑)
この子は2代目ですが、もう何年も使っています。
ポケットもいっぱいで便利!
キーボード用のケースは横型になりますが、ギター用のケースだと縦で背負えるので、私はこのほうが使いやすいです。
ただ、問題は、そのまま入れようとするとファスナーがしまらず、飛び出てしまいます。
どうすれば入るのかといろいろ試した結果…。
ショルダーキーボードは裏向きに入れます。
こうすると入ります。
1代目のときもそうでした。
裏向きに入れると入ります!www
ショルダーキーボードと一緒に音源を持ち運ばなくてはいけないので、これは前のポケットに入れます。
音源を入れているところの後ろにもファスナーがあるので、ここに楽譜を入れます。
ヘッドセットマイクを持ち歩くときは、ケースの上のほうに小さ目のポケットがあるので、そこに入れます。
MIDIケーブル、ACアダプター、シールドは、ショルダーキーボードの脇に隙間ができるので、まとめてそこに入れます。
これで完成です!
ショルダーキーボードは、まず本体を選ぶところから始まり、音源を選び、ここまでは良かったけど、今度はケースはどうする?!スタンドはどうする?!と、揃えるまでの道のりは長かったように思います(笑)
まだまだ現役のAX-7です。
少しはショルダーキーボードに興味を持ってくれる人がいるといいなー。