♪歌って踊れるキーボーディストのキーボード講座♪

♪歌って踊れるキーボーディストのキーボード講座♪

キーボードの弾き方をイチから教えます!バンドを始めたい方も参考にしてくださいね!

キーボードの音色の略し方〜後編〜

キーボードの音色の解説、後編です。
前編はこちら↓
rubygarden.hatenablog.com


たくさんあるのでサクサクいきましょう!


St
これはストリングスです。
ストリングスって何?という方もいるかと思いますが、ストリングスは弦楽器です。
バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスなんかのことです。
ただ、キーボードパートで弾くときはシンセストリングスという音色を使うことが多いかと思います。
バイオリンなどの音を使うのは、オーケストラ風の楽曲が多いかと思いますが、オーケストラ風にバイオリンもあってビオラもあって…というものだと、キーボーディスト一人では弾けませんw
例えば、B'zの「LOVE PHANTOM」のイントロとかはバリバリのオーケストラなので、コピーしようとしても、省いたりしないとできません。アニソンでいうとLinked Horizonの「紅蓮の弓矢」もオーケストラ的ですが、こっちはまだストリングス1本でもアレンジのしようはあるかなというところです。


Br
これはブラスで、ストリングスが弦楽器なのに対して、ブラスは管楽器です。
ブラスバンドって言いますよね。
トランペット、サックスなどが想像しやすいかと思います。
これもシンセ特有のシンセブラスという音色があるので、バンドだとシンセブラスを使うことが多いです。
特撮ソングで、仮面ライダーウィザードの鬼龍院翔さん「Life is SHOW TIME」とかはけっこーブラスを多用してます。(instrumentalで聴くとより分かりやすいです)

ブラス系はアタックが強いので、音量を上げすぎてしまうと、他の音色よりも痛くなってしまいます。アタックも加味して音量の調整をしましょう。


Ld
シンセを使っていると使用頻度が高いリードです。
ソロをとる時なんかはリードをよく使います。
これはシンセによってたくさんの音がプリセットされているし、作り甲斐のある音色かと思います。
アニソンでは割とよく使います。
LISAさんの「RisingHope」とかは分かりやすいですかね。

リードはモジュレーションかけたり、タッチコントローラー使ったりというのが分かりやすい音色なので、使いこなせるとカッコイイです。

私は、弾いてみた動画とか、例えばユニットで音源に被せて弾く場合とかは、ギターパートをリードで弾いたりもします。参考までに、仮面ライダーWの「ExtremeDream」を弾くとこうなります。

仮面ライダーW「ExtremeDream」を弾いてみた【ショルキー】


Pad
これはそのままパッドで、Pdと書いてある場合もあります。
目立つ音ではなく、柔らかい音が多いです。
コードを弾くことが多く、白玉系でよく使います
例えば、キーボードのパートが元々ない曲をコピーするときに、厚みを持たせたい場合なんかに使ったりもします。コードを弾いてるだけでも雰囲気が出ますが、これも音色がたくさんあるので、曲にあったものを選びましょう。


Hit
これはオーケストラヒット、略してオケヒのことです。
オーケストラヒットとは、オーケストラで使っている楽器を、一瞬、すべて一斉に出した音です。
分かりづらいですが、言葉にすると、ジャンッという音です。
オケヒでずっと弾くというのはあまりなく、効果音的に使うことが多いかと思います。


この辺りが主に使う音色かと思います。
パッと見てどんな音か分かるようになれば、スコアを見ながら曲を聴けばこう弾いてるというのが分かるはずです。