音程には、度数というものがあります。
ちょっと難しいかもしれませんが、音と音の間隔を、1度、2度、というカンジで数えます。
度数が分かっていると、和音、コードの考え方が楽になるので、なんとなくでも覚えておくことをオススメします。
正確に言うと、完全〇度、長〇度、短〇度、というものがありますが、今回はそこまで突っ込んだことはやりません。
初心者の方にそこまで教えると、度数なんて訳分かんない!もうどうでもいい!となりがちだからですwww
基準として、Cメジャー、ハ長調、という、普通の「ドレミファソラシド」で説明をしていきます。
ドレミファソラシドは白鍵だけを使います。
まず、基準になる「ド」を1度とします。
すると、次の白鍵「レ」は、2度になります。
そのまま、次の白鍵「ミ」が3度、「ファ」が4度というカンジで上がっていきます。
鍵盤で見てみるとこうなります。
譜面で見た場合はこうなります。
個人的には鍵盤で考えたほうが分かりやすいですが、人それぞれだと思うので、分かりやすいほうで考えれば大丈夫です。
これが分かっていると、コードを弾くときなどに分かりやすくなってきます。
例えば、C(Cメジャー)というコードを弾くときは、1度+3度+5度の「ド+ミ+ソ」という和音になります。
これが、Cm(Cマイナー)というコードになると、1度+3度+5度の3度だけ半音下がるので、「ド+ミ♭+ソ」という和音になります。
CM7(Cメジャーセブンス)というコードになると、C(Cメジャー)に7度の音が加わるので、1度+3度+5度+7度で「ド+ミ+ソ+シ」という和音になります。
さっぱり分からないという方も多いと思いますが、まずは基準のCメジャー、ハ長調、ドレミファソラシドの白鍵だけで覚えていくようにしましょう!